阪神18きっぷ旅 〜中編〜
こちらは中編になります。
前編
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9. 明けなば更に乘りかへて
春とはいえ、朝はまだ肌寒い。昨日はひたすら移動をしていたが、有馬温泉でゆったりすることができたため、疲れはない。もっとゆっくりしたいところであるが、今日もまた大阪、兵庫を動き回るため、朝早くから有馬を発たなければならない。
有馬温泉は歴史ある温泉街だ。数々の歴史上の人物がここに来たと言われている。駅に戻るまで、少し寄り道した。
豊臣秀吉ゆかりの地であり、ねねの像もある。ねねは有馬に別邸を建てたのだとか。私も欲しい。
帰りに乗った神鉄の列車は座席が可愛かった。
神戸から先、山陽本線に入る。JR西日本は大阪ー姫路間にJR神戸線の愛称をつけているため、神戸で東海道本線から山陽本線に変わることはあまり知らないかもしれない。山陽本線は神戸から博多まで至る長い路線であるが、私は明石までほんの少し乗車した。
途中、明石海峡大橋が見える。
明石駅は駅のすぐそばに明石城があるため、ホームからお城を眺めることができる。
ここから山陽電車で1駅、人丸前駅が最初の目的地。明石から人丸前は歩いていける距離であるが、今回はあえて鉄道を使った。
10. 日本標準時子午線を歩く
兵庫県明石市は日本人の多くが一度は聞いたことのある名前だろう。東経135度、日本標準時子午線が通っている街だ。
まさに今、私は東経135度線上にいる。奥に見える時計台が、今から行く場所だ。
明石市立天文科学館入ると、日本標準時子午線上に漏刻があった。
科学館の展示品をここに載せることはできないので、展望台から撮った写真を載せる。画面奥に渡る橋が明石海峡大橋だ。画面中央を左右に横切る複数の線路がある。その線路を辿ると、右側に駅がある。ここが人丸前駅。よく見ると、先ほど撮影したラインも見える。ここが、東経135度。日本の標準ラインだ。
天文科学館を見学し終え、山陽電車に乗って神戸へ戻った。
11. 元町中華街
神戸は元町。ここには中華街が広がる。ちょうどお腹が空いてきた。いいところに神戸牛のお店があった。食べることにした。
もう少し元町をぶらぶらしたい気もしたが、次の目的地、大阪は移動することにした。
12. 天下の台所
神戸を去った我々が向かった先は大阪城。大坂の陣が行われた地である。
ちょっと遠目から見た大阪城。JR大阪環状線、大阪城公園で下車し歩いて行った。
こちらは鯱鉾。立派だ。
この後ホテルに立ち寄り、御堂筋線に乗り、通天閣へと向かった。
はい、こちらが通天閣。これが翌年には赤色に染まったり黄色に染まったりするとは思っていなかった。はやく収束してもらいたいものだ。
こちらは通天閣の展望台から見た眺め。先ほどまでいた大阪城が中央に見える。
降りたらすでにライトアップされていた。
さて、そろそろお腹が空いてきた。すぐ近くに道頓堀があるので、そちらに向かった。
この景色をご存知の方も多いだろう。
今夜はお好み焼きを食べた。ちなみにこの後小腹が空いてタコ焼きも買ったのは内緒。
ここから大阪環状線でホテルに戻ったが、途中鶴橋で電車を降りた。
目的はこちらのBOOK OFF。残念ながらこの後閉店してしまった。
ちょっと滞在した後、ホテルに戻ってこの日はおしまい。今回の日程前半が終わった。続きは後編で。