阪神18きっぷ旅 〜後編〜
こちらは後編になります。
前編
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中編
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13. USJ
全4日の旅行も折り返し、3日目を迎えた。この日は1日中USJへ向かう。
これは、行き先がカオスな大阪駅1番線。
山手線を使ってると環状線は線内をぐるぐるしてるイメージだけど違うんだな。カルビン・ベンソン回路の炭素みたい (?) 。
こちらは有名な地球儀。
USJではいくつかアトラクションに乗ったが、写真は少ししか撮っていなかった。
夜に少し雨が降ってきた。
14. そして、帰路へ
旅程最終日。今日は朝から夕方までひたすら東京を目指して移動する。かつて東京ー大阪間の移動は8時間ほどかかった。これは、1934年の超特急燕号の記録だ。それが、今では在来線の所要時間となっている。技術の進歩はすごいものだ。
まず最初に乗車したのは新快速米原行き。写真は撮影していない。また、朝ラッシュ時間帯だったため座ることはできなかった。想定範囲内だったけど。(席が空いた後も米原までずっと立っていたのは内緒)
これは、チラリと見えた彦根城。
…ということで名古屋で下車。なんでこんな写真しか撮ってないのか分からないが、きしめんをたべた。名古屋にはまた来ます。
引き続き東海道線の旅を。ここからは浜松行きの列車で浜松へ。
浜松駅で静岡行き211系に乗り換え。
静岡で熱海行きに乗り換えたはずだが写真が見つからない。撮ってなかったのかな? 2年前の旅行記書いてるのでもう忘れてます。
東田子の浦とか三島とかそのへん走ってると雹が降ってきた。白くなってるのは雪ではなく、雹が積もっているものだ。
車体に雹が当たる音がひどく、機銃掃射でもされてるのかって感じだった。
ひどい天気だったが列車は無事に熱海に到着。
15両編成の列車が待ち構えていた。ここまで3両編成だったので、実に5倍の長さだ。
「JR東日本をご利用くださいまして、ありがとうございます。」
お馴染みの車内放送。JR東日本って聞くだけで帰ってきた感じがした。まだ静岡県だけど。
ここからは寝ていたので特に記述することはない。
長いようで短い4日間が終わった。今回の移動は全て普通列車。途中何本の新幹線に抜かれたのだろうか。しかし、やはり18きっぷ旅には18きっぷ旅でしか味わうことのできない良さがある。いつか18きっぷで全国を旅してみたい。
阪神18きっぷ旅 〜中編〜
こちらは中編になります。
前編
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9. 明けなば更に乘りかへて
春とはいえ、朝はまだ肌寒い。昨日はひたすら移動をしていたが、有馬温泉でゆったりすることができたため、疲れはない。もっとゆっくりしたいところであるが、今日もまた大阪、兵庫を動き回るため、朝早くから有馬を発たなければならない。
有馬温泉は歴史ある温泉街だ。数々の歴史上の人物がここに来たと言われている。駅に戻るまで、少し寄り道した。
豊臣秀吉ゆかりの地であり、ねねの像もある。ねねは有馬に別邸を建てたのだとか。私も欲しい。
帰りに乗った神鉄の列車は座席が可愛かった。
神戸から先、山陽本線に入る。JR西日本は大阪ー姫路間にJR神戸線の愛称をつけているため、神戸で東海道本線から山陽本線に変わることはあまり知らないかもしれない。山陽本線は神戸から博多まで至る長い路線であるが、私は明石までほんの少し乗車した。
途中、明石海峡大橋が見える。
明石駅は駅のすぐそばに明石城があるため、ホームからお城を眺めることができる。
ここから山陽電車で1駅、人丸前駅が最初の目的地。明石から人丸前は歩いていける距離であるが、今回はあえて鉄道を使った。
10. 日本標準時子午線を歩く
兵庫県明石市は日本人の多くが一度は聞いたことのある名前だろう。東経135度、日本標準時子午線が通っている街だ。
まさに今、私は東経135度線上にいる。奥に見える時計台が、今から行く場所だ。
明石市立天文科学館入ると、日本標準時子午線上に漏刻があった。
科学館の展示品をここに載せることはできないので、展望台から撮った写真を載せる。画面奥に渡る橋が明石海峡大橋だ。画面中央を左右に横切る複数の線路がある。その線路を辿ると、右側に駅がある。ここが人丸前駅。よく見ると、先ほど撮影したラインも見える。ここが、東経135度。日本の標準ラインだ。
天文科学館を見学し終え、山陽電車に乗って神戸へ戻った。
11. 元町中華街
神戸は元町。ここには中華街が広がる。ちょうどお腹が空いてきた。いいところに神戸牛のお店があった。食べることにした。
もう少し元町をぶらぶらしたい気もしたが、次の目的地、大阪は移動することにした。
12. 天下の台所
神戸を去った我々が向かった先は大阪城。大坂の陣が行われた地である。
ちょっと遠目から見た大阪城。JR大阪環状線、大阪城公園で下車し歩いて行った。
こちらは鯱鉾。立派だ。
この後ホテルに立ち寄り、御堂筋線に乗り、通天閣へと向かった。
はい、こちらが通天閣。これが翌年には赤色に染まったり黄色に染まったりするとは思っていなかった。はやく収束してもらいたいものだ。
こちらは通天閣の展望台から見た眺め。先ほどまでいた大阪城が中央に見える。
降りたらすでにライトアップされていた。
さて、そろそろお腹が空いてきた。すぐ近くに道頓堀があるので、そちらに向かった。
この景色をご存知の方も多いだろう。
今夜はお好み焼きを食べた。ちなみにこの後小腹が空いてタコ焼きも買ったのは内緒。
ここから大阪環状線でホテルに戻ったが、途中鶴橋で電車を降りた。
目的はこちらのBOOK OFF。残念ながらこの後閉店してしまった。
ちょっと滞在した後、ホテルに戻ってこの日はおしまい。今回の日程前半が終わった。続きは後編で。
阪神18きっぷ旅 〜前編〜
2019年3月、私は友人と東京からひたすら在来線を乗り継ぎ、大阪・神戸を目指す旅行を企てた。
1. 汽笛一聲新橋を
東京駅。神戸まで伸びる東海道本線の起点である。
これは、ゼロキロポスト。ここが東海道本線と東北本線の起点である証だ。
有名な鉄道唱歌ができた時、東京駅はまだなかったため、起点は新橋となっていた。1番の歌詞は
汽笛一聲新橋を はや我が汽車は離れたり
愛宕の山に入りのこる 月を旅路の友として
だ。私が旅を始めた時間は午前10時。視界に月はいなかったが、ここから先はこの歌を共にして西を目指そう。東京駅には、快速アクティー熱海行きが到着した。
列車は工事中の高輪ゲートウェイ駅の横を通り、品川に到着。はやくも東京都内最後の駅である。
多摩川を越え、川崎に到着。横浜、戸塚、藤沢と停車し、快速アクティーでは数少ない通過駅である辻堂を通過した。蛇足だが、鉄道唱歌で出てくる「横濱」駅は現在の桜木町駅である。
列車は湘南の海岸沿いを走る。まだ3月なので、さすがに海水浴をする人などいない。海水浴といえば大磯であるが、この列車は大磯を通過した。
列車は大きな駅に到着した。国府津だ。ここから先、鉄道唱歌は現在の御殿場線に入る。これは、御殿場線が当時東海道本線だったからだ。
私はこのまま東海道本線を通るため、しばらくのお別れとなる。
国府津おるれば電車あり 酒匂小田原とほからず
箱根八里の山道も あれ見よ雲の間より
国府津を発った列車は、鴨宮を通過し小田原に到着した。到着前に新幹線の乗り換え案内があった。東京駅を経ってからここまで、何本の新幹線に抜かれたのだろうか。そして、ここから先何本の新幹線に抜かれるのだろうか。
小田原から先、快速アクティーは各駅に止まる。途中の根府川駅はサルが出ることで知られているが、この日はいなかった。この区間からトンネルが多くなる。湯河原駅を越え、次は終点熱海。トンネル内で県境を跨ぎ、静岡県に突入した。
JR東日本をご利用くださいまして、ありがとうございました。
ここで、JRも東日本から東海になる。
2. 熱海は熱い海のまち
熱海駅におりると、反対側に伊豆急の黒船電車が止まっていた (画像は別日に撮影したもの) 。寄り道したいところであるが、今回はまだ道が長いため断念。昼食を調達することにした。
次になるのは普通列車島田行き。昔は東京でもよく見た211系。少し懐かしく感じた。
ところで、ここからは地獄の静岡区間だ。ロングシートが続く。また、速達列車が存在しない (新幹線はあるが) 。トイレがある車両とない車両がある。トイレについては運である。今回はハズレである。島田行きであるが、後続列車の都合で興津まで乗ることにした。
熱海を経つと長いトンネル区間に入る。途中、函南、三島に停車。三島では新幹線と乗り換えできるが、青春18きっぷにそんな権利はない。ところで、鉄道唱歌に三島は出てくるが、この三島駅は現在と異なる駅である。
次の停車駅は沼津。ここで御殿場線と再会する。
沼津の海に聞こえたる 里は牛伏我入道
春は花さく桃のころ 夏はすずしき海のそば
この辺りから車窓に富士山が見えるはずであるのだが、残念ながら生憎の天気で見えなかった。
列車は早くも興津駅に到着。2回目の乗り換えである。
3. 世に名も高き興津鯛
ガチャの結果はアタリだ。トイレが付いている。この列車で、ひたすら浜松を目指せば良いのだ。
興津駅の時点で既に静岡市であるが、列車は中心駅である静岡に到着。新幹線の乗り換え案内がある。ああ、ここで乗り換えるとどれだけ早くつくのだろうか。
列車はひたすら進む。雨が降っていたが、いつのまにか雨は止んでいた。金谷で大井川鉄道と乗り換えられる。いつか乗りたい。
列車は菊川駅に到着。菊川といえば、東海道新幹線から茶畑にある「菊川市」という看板が見えるのが印象深い。今回は見えないが。
列車は掛川に到着。ここでも新幹線の案内がされる。乗れないけど。
袋井と磐田の間に御厨駅があるが、当時はまだ開業していない。
列車は早くも天竜川を越えた。富士川は雨、大井川も雨であったが、天竜川は曇りであった。
天竜川を越えると、もうそこは浜松である。地獄の静岡区間はここで終わり。とはいえ静岡県はもう少し続く。静岡県がいかに長いか思い知らされる。
4. 琴ひく風の濱松も
浜松駅には既に次の列車が止まっていた。普通列車岐阜行き。一気に3県を移動できるが、この列車には豊橋まで乗ることにする。
浜松を出ると、列車は浜名湖を通る。この区間、隣には東海道新幹線が走る。弁天島では駅に列車が停車すると、後ろから新幹線が高速で走り去っていった。新幹線、速い。
新所原駅を出ると、すぐそこが県境である。長かった静岡県が終わった。
愛知県最初の駅は二川である。次は豊橋。大きな駅に到着した。
5. 豐橋おりて乘る汽車は
ここからは新快速大垣行きで、一気に岐阜県まで突入する。久々の速達種別。駅を通過するのは鴨宮以来だ。次々と駅を通過する。爽快である。
列車は三河安城も通過する。三河安城といえば新幹線駅である。新幹線に対し、若干の優越感に浸ることができる。実際はそんなに優越感を感じなかったが。
刈谷、大府に停車し、列車は金山に到着。東京で別れた中央本線と再会する。列車は尾頭橋を通過し、名古屋に到着。言わずもがな、大きな駅である。とはいえ、降りる間もなく列車は出発。名古屋のきしめんが食べたいが、それは今度にお預け。
名古屋を出ると、列車は尾張一宮に止まり、木曽川を越え、岐阜駅に到着。木曽川で県境を跨ぎ、岐阜県に突入した。
岐阜から先は、終点まで各駅に止まる。西岐阜、穂積、終点大垣に到着した。
6. 父やしなひし養老の
山越え区間に突入した。大垣は運転上の拠点駅であるが、これはこの先の山越えに備えるためであったそうだ。大垣駅では乗り継ぎの時間が短かったが、無事に乗車できた。
朝東京を出発したのに、既に陽は傾いていた。
有名な古戦場、関ヶ原が岐阜県最後の駅となる。山越えをし、柏原に到着すると、もうそこは滋賀県である。近江長岡、醒ケ井にとまると、列車は米原に到着した。
7. 山はうしろに立ち去りて
だいぶ暗くなってきた。次になるのはJR西日本の看板、新快速播州赤穂行きだ。新快速のラスボス感、半端じゃない。
彦根城を一瞬拝みしばらくすると、列車は草津に到着。ここから先は複々線区間である。大津を過ぎると逢阪山を越え、山科に到着。ここで京都府に入った。
山科を出て、列車は京都に到着。この頃には帰宅ラッシュに巻き込まれ、車内は混雑してきた。京都を出ると、新快速は爆走する。次々と普通、快速列車を追い抜いていくのは圧巻だ。気付いたら大阪を越え、尼崎にいた。東京都、神奈川県、静岡県、愛知県、岐阜県、滋賀県、京都府、大阪府を通り、ついに目的地・兵庫県に突入した。
列車は芦屋、三ノ宮にとまり、ついに神戸駅に到着。長かった東海道本線を完乗した。
東京から589.340km、走破した。
とはいえ目的地は神戸駅ではない。有馬温泉だ。ラストスパート、北上する。
8. 神戸は五港の一つにて
高速神戸から新開地へ、新開地で乗り換え有馬口へ、有馬口からは一駅、有馬温泉に到着。今日の旅路はここまで。すっかり日も暮れたが、今日の宿、有馬ロイヤルホテルに到着。チェックインし、温泉で癒しの時間を過ごした。
おもへば夢か時のまに 五十三次はしりきて
神戸のやどに身をおくも 人に翼の汽車の恩
鴨川シーワールドへ
2018年夏。今シーズン最後の旅行は千葉県鴨川市の鴨川シーワールド。
安房鴨川駅には、シーワールドが設置した水槽がある。
ここからはとりあえず写真をどんどん載せていきます。
ここの水族館のイチオシはシャチだ。シャチがいる水族館はここ鴨川シーワールド (通称:鴨シー) と愛知県名古屋市にある名古屋港水族館 (通称:名港水族館) だけ。しかもショーをやるのは、今のところ鴨シーだけである。
水族館まとめみたいなのやってもいいな。今度やろうかな。
(2020年6月追記:水族館まとめつくりました、よろしければ https://note.com/pyrrhogaster/m/mbc30ee88f951 をご覧ください)
北陸の旅
2018年9月。北陸新幹線で金沢へ、金沢城と兼六園をみて、特急しらさぎで芦原温泉へ、東尋坊をみて福井市内のホテルに泊まり、翌日は恐竜博物館に行き、北陸線で米原、米原から新幹線で東京という、北陸地方へぐるっと一周する予定を立てて、北陸新幹線かがやき号で上野駅を後にした。
初めて金沢に行ったが、出迎えていたのは立派な金沢駅舎だった。
その後、バスに乗って金沢城へ。そのまま、橋を渡って兼六園へ。
兼六園でゆっくりしてから駅に戻ると、ある掲示が出迎えていた。
そう、この時、後に大阪へ直撃した台風21号が接近していたのだ。このまま旅程通り行動すると、帰れなくなる可能性がある。旅程を変更する必要が出てきたが、特急の時間になってしまったため、とりあえず芦原温泉を目指すことにした。
電車内で今後の予定を考えた僕は、駅についてすぐに窓口へ向かった。この時点で、最終の新幹線には間に合わないことが分かったため、明日までに関東地方へ帰るために残された道は2つー寝台特急を利用する方法と夜行バスを利用する方法ーであった。
計画運休分の切符を払い戻し、新たな切符を手にするため、駅員さんにお願いをした。
「サンダーバードで大阪向かって、サンライズにのって東京へ向かうことは可能ですか?」
寝台特急の切符を当日買うなど、初めての経験である。しかも、ブルートレインが全廃した今、夜間お客さんを乗せて走る列車は、基本的にサンライズしかいない。
駅員さんは丁寧に対応してくださったが、当日の寝台券を買う人はあまりいないらしく (僕自身聞いたことがない) 、手間取っていた。
奇跡的に、2席空席があった。僕は友人と2人で旅行していたため、ギリギリセーフであった。まさかこんな形で初めてサンライズに乗れるとは思っていなかったが… この時の切符購入が、今のところ人生で一番嬉しかった切符購入である。
とりあえず東京には明日の朝までに着けるようになったため、東尋坊へ向かった。来たバスは直通ではなかったため、途中で乗り継ぎ。
バスの待ち時間、すぐそばにあった成田山九頭竜寺を訪ねた。
帰りは三国港駅から三国芦原線で福井駅へ。車内広告に恐竜博物館のものがあった。行きたかったが仕方ない。また来ることにしよう。そう思った。
福井駅についた。ここは駅前に恐竜がいる。さすが恐竜県。
最後のものは駅のベンチ。この駅は至る所に恐竜がいる。
お腹が空いてきたので、越前そばを食べることにした。
とても美味しかった。少しでも、福井を感じられた気がした。
さて、ここから帰宅の旅が始まる。サンダーバードで一度大阪へ向かい、サンライズ出雲に乗って東京へ。
足下にも恐竜が。
なぜか特急は普通だった。
サンダーバード48号、大阪行き、福井発車。ちなみに特急サンダーバードは特急雷鳥を改めたものだが、雷鳥の英語はサンダーバードではない。正しい英語はPtarmiganまたはGrouseである。
途中、鯖江、武生、敦賀に停車。敦賀を出ると、(厳密には近江塩津から) 湖西線を通る。琵琶湖が見えるはずだが、夜だったので見えなかった。
山科を過ぎると、京都に停車。既に東京行きの最終であるのぞみ64号は発車済みだ。上り新幹線に乗り換えても名古屋までしか行けない。
京都発車。京都駅の前後に鴨川と桂川があるが、こちらも夜のためよく見えず。音の違いで今川を渡ってるんだなとわかる程度だった。
京都から先の停車駅は高槻、新大阪、終点、大阪。新快速と同じだ。
大阪に到着。
お腹すいたから何か買おうと思ったが、多くの店は既に閉まっていた。この後、空いているコンビニを見つけたため、そこでチョコレートを買った。
乗り換えには時間があるので、ちょっとだけ大阪駅を出た。とはいえ他の場所に行くほど時間がないので、駅の北側をちょっと見た程度だが。
ホームに戻った。しばらく待合室で待っていると、接近放送が流れた。
サンライズ出雲東京行き、到着。足早に乗り込んだ。
電車を待っている間に撮影した大阪駅の駅名板。
検札をして、眠りについた。ちょうど京都駅を通過するところであった。
翌朝。目を覚ますと列車は駅に止まっていた。浜松に運転停車中だったようだ。もう一度寝ることにした。
再び目を覚ますと、列車はトンネル内を走行していた。山間を走っているが、海が近い。湯河原あたりか、と思った時、ちょうど湯河原駅を通過した。
車内を探検することにした。その後、共用スペースでくつろぎ、自分の部屋に戻ると、列車は横浜に到着。隣に東海道線の車両が止まっていた。
横浜を発車し、川崎、品川、新橋を通過。ついに終点、東京駅に到着した。
東京駅で朝ごはんを食べ、その後帰宅。改札で無効印を押してもらう時、駅員さんに「よく帰ってきたね」と言われた。
恐竜博物館に行けなかったのが残念だが、思いがけなく寝台特急に乗ることができた。今度こそ、恐竜博物館へ行きたい。次に北陸へ行く時は、富山県に寄ってもいいな。そう思った。
多摩・湘南の旅
関東地方に住んでいるため、あまり旅行というイメージは無いが、せっかく泊まりで行ったので書いておこうと思う。なお、今回の旅行は友人宅に遊びに行くのが目的である。旅行というとしっくり来ないが…
2018年夏。
京王線、多摩モノレールを乗り継いで着いたのは多摩動物公園。どうでもいいが、私のアイコンはこの時撮ったタイリクオオカミ。どうやらタイリクオオカミのいる動物園は、国内では多摩動物公園だけらしい。
夏であったためか、ライオンなど一部の生き物は時間限定の公開であった。百獣の王も、蒸し暑さには閉口しているようだった。
翌日は小田急線を乗り継いで片瀬江ノ島へ。新江ノ島水族館に向かった。イルカショーやウミガメなどの生き物を見たほか、上皇陛下 (当時は天皇在位中) のご研究などについての展示もあった。
その後は江ノ電で鶴岡八幡宮へ。せっかくなので、江ノ電と鶴岡八幡宮で撮影した写真をいくつか載せようと思う。
鉄道唱歌にも登場する大銀杏であるが、残念ながら2010年の台風で倒れてしまった。今は新芽が出ている。
鎌倉は、もう少しゆっくり観光する方が良いと思う。また今度訪れたい。
仙台・松島旅行
2018年夏。個人的に初めてのE5系に乗って向かった先は宮城県。自分が沿線に住んでいるからか、乗り換え案内で「常磐線」と言われると、遠出した感覚がない。無論、常磐線は上野から仙台(厳密には日暮里から岩沼)までを結ぶ路線であるから、仙台駅で乗り換え案内されるのも普通なのだが…
ついて一番に仙台駅のお店で牛タンを食べた。牛タンを食べたのはこれが初めてだったが、美味しかった。牛タンは翌日仙台を離れる時も食べた。
午後一に向かったのは松島。あいにく曇空だったが、そこには芭蕉も詠んだ美しい景色が広がっていた。
次に向かったのは宮城県美術館。正確な名称は忘れてしまったが、ディズニーの特別展を行なっていた。知らぬ間に時間が経っていた。
翌日は七夕祭りへ。非常に賑わっている祭りだった。その後、仙台から土浦へ、ひたすら南下。青春18きっぷによる帰宅が始まった。
本来ならば、仙台から常磐線に乗って行けば着くのだが、残念ながら、東日本大震災と原発事故の影響で、一部区間が不通となっている (2020年3月14日全線で運転再開予定) 。代行バスはあるが、ダイヤがあわず迂回する必要がある。
迂回する方法は主に2つ。まずは郡山まで東北本線で南下し、磐越東線でいわき、いわきから常磐線という方法。もう一つは郡山で水郡線に乗り換え、水戸で常磐線に乗り換えるという方法だ。今回は水郡線を使うことにした。
福島駅を発車する際に列車に遅延が発生。その遅れは回復することなく郡山へ。乗り換えが危ぶまれたが、水郡線が待っていてくれたため、乗り換えは成功。しかし、今度は水郡線に遅れが出た。この遅れは常陸大子駅で解消し、その後に影響することはなかった。
水郡線は水戸まで全線を乗りつぶす。久慈川と併走するため、車窓が綺麗なのだが、あいにく日の入りを迎えてしまい、外は何も見えない。残念だなと思っていると、列車は水戸駅に到着した。